日々のお茶 |
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恩田陸さんの本。
沢渡三姉妹主催の豪華なパーティーが行われる山奥のホテル。そこで次々と起こった関係者らの変死事件は、はたして真実か幻か……[文藝春秋社紹介HPより]すごく不思議な本。あまり詳しく書けないのだけど、2章を読み終わると1章との違いに、3章を読み終わると前2章との違いに惑わされます。ずっとそんな感じで話は続き、最終章では・・・解決編というのではなく、誰が誰を殺した(でもその人物がいきていたりする)という説明がされているのにとどまっていて、事件に関してはすっきりしないまま終わります。 見た事はないけれど、引用される映画『去年マリエンバートで』(難解な映画らしい)と似た雰囲気を持つのかな? 登場人物は奇妙だけど魅力的。3姉妹の甥の偽善さとその妻の孤独さが気に入りました。 時間を置いてもう一度読んでみようかと思います。 『夏の名残りの薔薇』
by slothrin
| 2005-11-27 22:55
| 本と映画と音楽
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